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ファスティング体験記

No.2

11月8日から始めたファスティング。

11月12日から14日までを予定していた絶食期間が、とんだハプニングで1日早く終了。

前回のお話はここまで。 ここからは回復食からの記録になります。

回復食のために、11日から作り始めた大根の昆布煮。とはいえ、お鍋にたっぷりのお水と大根1本分、そして昆布を1枚入れて火をつけるだけ…(すみません、IHではなくガスなんです(≧▽≦))

それでは、後半部分の始まりです。

11月12日(金)

朝の目覚めはスッキリ! お腹が空いてるはずなのに、何故でしょう?

絶食から3日目の朝ですが、夜間の睡眠は想定以上にぐっすり眠れています。胃腸が空っぽなので、消化能力を高める必要がないので、脳をしっかり休ませることが出来るからなのか?

そんなことを考えながら目覚めました。

そして、今日から食べられる✨ そう考えると、ちょっと気持ちがワクワクしてきます。

まずは、朝のルーティン。おトイレに行き、その後キッチンへ…。やかんに水を入れお白湯づくりをします。初めての食事?の前に、お白湯を1杯頂こうと思いました。

熱々のお白湯を、ふうふうしながら先ずはひと口。 これが胃を優しく刺激してくれます。

もちろん、お白湯を飲みながら、大根の入ったお鍋も火にかけます。 

昆布の香りがただよい、何とも言えないいい香りです。

さあ、いよいよ回復食の始まりです。

まずは、大根の煮汁を1杯。 ファスティング経験者の皆さまが語る「五臓六腑に染みわたる」という言葉が本当に腑に落ちるくらい、何とも味わい深い美味しさです。

そして2杯目は、「梅流し」というもの! 初めての言葉であり、初めて口にするもの。

せっかくなので、添加物は絶対入っていない、叔父特製の梅干し。その梅干し数個をすり潰し、その梅に大根の煮汁を入れて頂く物。それが梅流し…。

昆布のお出汁と、梅の酸っぱさがマリアージュし、「美味しい!」と言いたいところですが、私には、そこまでの感動はありませんでした。

でも、クエン酸の酸っぱさが、お口の中をサッパリさせてくれます。

そして、いよいよ固形物。 大根を1つ、梅とお味噌で頂きました。

これは、美味い‼です。熱々の大根に昆布がしっかり染み渡り、そして前日数時間かけて煮込んだだけあり、普段おでんに入れていた大根以上の柔らかさで、あっという間に頂きました。

さらに1個、またさらに…と3個くらい頂いたところで、ファスティングの先生が仰っていた「大きな便りからの御呼ばれ」に参りました。

ここからは、不快を感じる方もおりますので、嫌な方はスルーしてくださいませ。

そうそう、前日からお腹がゴロゴロ鳴っており、これはミネラルドリンクが腸を動かしていたのか、摂った水の影響か分かりませんが、かなり腸が鳴っておりました。

それもあってか、トイレ入室後、ガス爆発!と思うほどの排ガスの量です。

そのガスが出たあとしばらくしてから、便りがございました。

宿便が出てくるので、全部出しましょう!と言われておりますので、まずはひと踏ん張り。

その後、もうひと踏ん張り終わったところで、今度は水溶性のお便り。 

色も黒っぽくなると教えて頂いていたので驚くことはありませんでしたが、教えのとおりでした。

「お~、ちゃんと身体はファスティングに反応してくれている」と思いながら、外に出ました。

その後は、少し白湯を飲んでから、いったん食べることは終了。

教えでは、ごはん(白米)はまだ早い。 まずは、大根を頂き、お肉や卵も控え、お昼も大根を頂きました。 飽きることなく美味しく頂けるのが不思議です。

夜は、お野菜を焼いて頂きます。もちろん家族には、お肉を出しました。

ちなみに、この日の体重は、前日より-1㎏。

食事は始まりましたが、何よりカラダが溜め込んだものを、たっぷり排出したので体重は減るんですね! ちょっと嬉しかったです。 

それから、身体の冷えがなくなりました。

絶食期間は、とにかく寒かった! 冷えを感じ体の芯から冷えているのがわかります。 体を動かしたり、水は白湯にして温かいものを摂っておりましたが、それでも冷えて寒いです。

しかし、食事が始まると冷えが一気になくなりました。 気温は真冬に比べたらまだまだ暖かい、そんな感覚の日でしたが、まさにその通りと思えるほど暖かいです。

食事がカラダに入り、その消化や栄養を吸収するために働く胃腸。その胃腸が動き出すときにエネルギーが作られ体温を上昇させているんだな~という事を実感いたしました。

カラダの反応って正直ですねヽ(^。^)ノ

11月13日(土)

睡眠の状態も元に戻りつつあるのを感じる目覚め。絶食中は気が付いたら朝の7時だったりしてのですが、この日はこれまで通り5時半に目覚めます。

いつもの自分の生活に戻った感覚です。

この日もごはん(白米)はまだ頂きません。大根の残りと果物(リンゴ)を頂きました。

冷たいものを食べても、胃腸が嫌がる感じはなく、私自身は美味しくリンゴを頂きます。

そして、この日から珈琲も解禁✨

久しぶり?4日ぶりの珈琲が大変美味しかったです。

姉と出かける用事があり一緒に出掛けましたが、体力の衰えも感じません。 

そうですよね…たった3日の絶食で体力が衰えるようなら、それはマズいでしょう…

でも、そこでささやかな事件が起きるのです。 「ごはんは食べないよ」と言っていたのですが、気を遣って姉が用意してくれた昼食はサンドイッチ。 ハムや卵も入ってます。

せっかくの配慮に、「食べない」とも言えず、結局頂きました。 これで腸内環境が変わるとは思いたくないですが、食べちゃったものは仕方がない! 美味しかったので良しとしましょう…

こうなると、夜も肉や卵をガンガンいきそうですが、セーブしました。 夜はお味噌汁と焼き魚を頂きました。美味しかったです(≧▽≦) 

このころ、無理に食べなくても過ごせる自分に気付きました。

以前なら、夕飯の後はデザートにアイスを食べたり、ちょっとしたお菓子をつまんだりとする日もありましたが、そこには目が行きません!

これこそ、ファスティングの効果!?

そんな自分に自信が持てます✨

ちなみに、この日はガス爆発はありましたが、大きな便りはありませんでした。

そのため、体重は前日比+0.8㎏。食べて出なければそりゃ増えますね…

夜の眠りも、ファスティング前と同じで、眠れますがぐっすりという感覚ではありません。

最近言われているとおり、寝る3時間前には食事を終わらせるようにする!

これって、とっても大事な気がします。

食べてすぐ寝ると、胃腸が消化という作業で忙しく、エネルギーがそこに使われてしまうのが実感できます。 夕飯はなるべく早く食べ終えて、それから寝るのがいいですよ!

11月14日(日)

回復食も終わり、普通に戻します。ごはんにみそ汁、納豆、漬物というとってもシンプルな朝食。

これが、とっても美味しかったです。あえて言うならちょっとタンパク質が少ないかな!?

でも、以前はさらに朝食後に菓子パンをつまむこともありました。 でも、食べ物を見ても「食べたい!」と考えることは少なくなりましたし、食べなくても良いかな…と思えるほどです。

もしかしたら、これがファスティングの一番の効果かもしれません。

4、ファスティングを体験しての感想

とにかく寒かった。これにつきます!

食べない事が辛いとか、空腹で眠れないとか、そんなことは全く感じることはありませんでした。

私のチャレンジの目的は、腸内環境を整えるためでした。 正直な感想として、その後の食事に対し、きちんと配慮できる準備がなければ、腸内環境は整わないのかもしれません。

しばらく、菓子パンも食べなかったし、納豆や漬物、煮物など和食中心の食事を気を付けましたがスッキリするほどの排便コントロールも出来ず、実は…、以前から内服していた漢方薬を再開しました。 そのおかげで、今のところ毎日大きな便りはやってきます。もちろん、食べたものや水分の摂取状況で固くなってしまうことがありますので、水分もきちんと摂らないと、ファスティングをしても、何の効果もないのかもしれません。

やって良かったと思うことは、よく言われるように、お肌の調子が整うこと。

首の後ろにあった、発疹と痒み、肌のざらつきがなくなったことには驚きました。 

やはり食べ物に気を付けると、腸内環境が整い、その結果肌の調子も整うのかもしれません。

それから、体重のセットポイントが下がったように思います。 現在、ファスティングを終えて10日以上経ちますが、ファスティングで体重は-2㎏、でもそこから増えた体重は+1㎏。その後は体重をキープしていますので、体重が減るという効果は期待できると思います。

肥満傾向にある方が、減量目的で行うファスティングは、期待できる効果は高いと思います。

●食事に対する考え方が変わる、終了後は「食べたい」という感情が減る

●体重が減る

●素材の味がわかり、これまで食べていた食事の味付けが変わる

●これまで、惰性で食べていた食事に対し、栄養を考えて摂るようになる

ダイエットのきっかけ作りには必要だと感じます。

それでは、べビ待ちさんにはどうでしょう…? 先ほども言いましたが、腸活のためのファスティングは、しっかり回復食の際の食事計画を事前にしっかり立てること。 そうすることで、腸内に必要な食事を摂り、腸を整えることは可能だと思います。

しかし、べビ待ちさんがダイエットを考えるとき、ファスティングは最強のツールになると思います。 でも、不妊治療中の方は、治療に入る3カ月前にはファスティングをはじめ、体重コントロールを完了させてから治療に入ることをお勧めします。

不妊治療中にはしっかり栄養を摂り、子宮や卵巣、男性であれば精巣に栄養を届け、元気な卵子や精子を作ることが、お子さんを授かる近道になるように思います。

そして、ひとりでファスティングはやらないこと! 医療者の私だから、吐いた時点でやめようと考えることが出来ますが、誰か相談できる方がそばにいる状態でファスティングした方が、危険が少ないし、最後まで出来るような気がします。

何事も、他人にお伝えする場合、自分が体験せずには語れない、そう思い体験しました。

メリット、デメリットどちらもありますが、BMI30近い方は、ファスティングをダイエットのためのきっかけ作りにチャレンジしてみるのは良いと思います。

気になるあなたと何がベストか一緒に考え、もちろんチャレンジする際は、しっかりサポートさせて頂きますね❤

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